平素は弊社商品をご愛顧賜り御礼申し上げます。
併せて、お客様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
標題の件につきまして、ご報告させていただきます。
カビ発生原因の報告
1、発生原因の可能性として製造ラインにおいて完全自動充填システムでは無く一部手動の部分(充填後のキャップをする行程の一部)がありそれが要因の可能性が大である。クリーンルーム内での完全感想が出来ていない(必要な設備はあるものの設置場所が悪く機能を100%発揮していないと思える) その後、問題のあったラインの改善策を早々に実施しております。
2、カビの種類と人体への影響
平成19年6月25日に発生しました「日田温泉水」のクレームに関しまして(財)日本食品分析センターへ弊社からの要請・調査後の見解は下記の通りとなりました。
試験結果
分離カビはOchroconis属のカビと同定された。
Ochroconisは不完全菌類の一属で、集落は褐色〜オリーブ色を呈し、ビロード状〜網状になる。分静生子形成構造はシンポジオ型で、分生子は0〜3個の隔壁を有し、滑面〜粗面、円筒形〜棍棒状になる。世界中に広く分布し、土壌、植物等からの分離例がある。また、調査した文献には問題とされるマイコトキシン(カビ毒)産生能についての報告例はなかった。
試験結果報告書PDF版
回収の経過報告
6月30日全国紙(日本経済新聞・読売新聞)と、自社ホームページ(トップページ)に社告として「お詫びと回収のお知らせ」と題しまして掲載し、該当商品の回収を行いました。現時点でほぼ該当商品の回収が完了いたしましたことを報告させていただきます。
この度の件、社員一同真摯に受け止め食品事業者の一員として、社会に貢献できるよう精進し再発防止に励んでいく所存でございますので、今後共変わらぬお引き立てを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
そして関係各位の皆様方には、多大なご迷惑をお掛けした事を、改めて陳謝いたします。
平成19年9月14日
株式会社なかはら 食品事業部
○上記の件につきましてのお問い合わせ
長崎県壱岐市芦辺町瀬戸浦1245番地
株式会社なかはら
食品事業部
フリーダイヤル 0120-611-401
(受付時間 9時〜17時)
E-mail webshop@nakahara-iki.co.jp